食彩品館.jp

ザ・ビッグ輪之内店で食彩賓館でいうところの“ディスカウント商品”を探す。「7円コーナー」設置はいかがなものかということを含めて語る

本日の記事
1本目は
・ザ・ビッグ輪之内店で食彩賓館でいうところの“ディスカウント商品”を探す。「7円コーナー」設置はいかがなものかということを含めて語る
2本目は
(仮称)オークワ安八店の風景(part3)。造成開始(岐阜県安八郡)
3本目
【備忘録】新店・改装オープン 注目情報12/6

=============

ザ・ビッグ輪之内店
岐阜県安八郡輪之内町四郷字新開229
℡0584-69-5211
開店      2011/12/02
改装前訪問日2011/11/05(外観記事) 
改装中訪問日2011/11/05(part1記事11/7)
改装後訪問日2011/12/03(記事12/06

・メガマート輪之内店跡地(2011/10/23閉店)
 (マックスバリュは11/14閉店)
↓ 撮影2011/12/03
201112031550 

 食彩賓館としての “ディスカウント”は、
「単なる安売りではなく、徹底的に絞り込まれた商品原価と運営コスト。それに見合った、(あるべき利益ではなく)“ふさわしい利益”が加味された通常売価が、他社の同程度の商品の特売売価と比べて概ね2~3割程度安く販売すること」と食彩賓館は定義しています。
単なる「安売屋」とは違います。いつも言うところの「そこまで価格と、ここまで価格」の違いとはまた別の話。
2011/10/12記事 、その他を食彩賓館内検索をして参照願います。
営業利益に貢献できるか否かは、商談による仕入価格低減ではなく、製造原価(材料費その他経費含む)のコスト低減と、地域の消費者に受け入れられる売価を設定することが肝要。
例えば、大黒天物産社、トライアル社、神戸物産社は一部の例外を除き、“食彩賓館的ディスカウント”であると思っています。(何をいまさら当たり前のことをと思われた方は、今一度、定義を読み直してください)
そういったことを思いながらザ・ビッグを訪問すると、ディスカウントストアではなく、単なる「安売り屋」になってきている印象を持ちます。
青果側入口を入ると右側に、当日のイチオシ低価格商品が陳列されています。訪問当日であれば、夏季限定販売の賞味期限間近のカップ麺2種が37円。「賞味期限が近い」と言う表示。
Photo_2
 ↑ (20)12年1月23日と1月8日まで。

確かに賞味期限が近いし、チェーンストアやコンビニでは返品基準日数を越えている。一度仕入れたものを売れ残ったから返品するという、一般の方には信じられないような商慣習があるのも流通業界の特色。ひどいところでは買い取りが基本のプライベートブランド商品を売れないから・売れ残ったからという理由で返品する企業もあったと聞く。
そういった返品商品を問屋さんが「安売りストア・企業」にたたき売る。それで37円販売が可能となる。
でも、中にはそういった理由をつけて仕入価以下の販売をする商品もあったりします。
こういった商品を含めて、どのような理由があって低価格で販売しているのかをPOPに書かれた表向きの理由ではなく、本当の理由を想像しながら買物するのが楽しい。

 中エンドでは「7円コーナー」がありました。「お一人様一点限り」という表示で約10品目ほど陳列。
安易な“安売り”アピール手法。イオンが“激安”というイメージ表現を使うようになってから、大丈夫かなあと心配していたが、だんだんエスカレートして9円カイワレやもやしが登場し、ついに「7円コーナー」。
あらまぁと思いながらも購入([E:happy01])

 ザ・ビッグを初めて訪問した時の印象が強烈だったので、イトーヨーカドーのザ・プライス同様にチェーンストアエイジ社の「ザ ストア オブ ザ イヤー」に一票投じました(2009年2010年2011年←特に2011年記事を見ていただくと食彩賓館の興味の対象がわかっていただけます)。
理由はいずれも「真面目なディスカウントに取り組んでいる」「これまでになかったスタイルのディスカウント店」。
ザ・プライスの方はイトーヨーカドーらしく、新店の出店スピードを緩めてローコスト運営体制を確立することを優先。
対して、イオンはディスカウント店を別組織とすることで、さらに出店を加速。ローコスト運営の確立よりも『業態(食彩賓館はこの表現を使うのが嫌いです)』としての確立と拡大を優先。
どちらが成功するかどうかよりも「どのように進化・深耕」していくかを知りたくて、せっせと新店が出来るたびにザ・ビッグを訪問しています。
それと、安いモノを発見するのは楽しいし([E:coldsweats01])

●購入商品
20111203_12
・アイコトマト 97円
・有田みかん8個197円
・こまつ菜57円

20111203_12_2
・生びんちょうまぐろ。100g97円。少しパサついているが、鮮度良好。味はイマイチ。
・オージービーフかたロース100g77円。子供用([E:wink])

20111203_9
・すがきや5食入り乾麺は3種とも198円。今回は台湾ラーメンを購入。
・夏限定の四季物語焼きそばとカップ麺はいずれも37円。「賞味期限が近い」という表示付き。
・チップスター67円。
前回購入した“あやしい(妖しい)コーラ”が見当たらず、今回はペプシネックス1.5リットル97円。
・五穀ビスケットは 7円

20111203_13
・明日香ピザまん、肉まんはいずれも67円。
・焼きそば・うどん茹で麺は少し高めの17円。
・キムチ鍋用つゆは147円。

●資料
20111203_59

1_3
2_3
Photo_4

============
● ザ・ビッグに関する記事

・2010/08/19ザ・ビッグ神辺店(広島県福山市) 
・2010/08/19【お知らせ】ザ・ビッグ荒子の風景
・2010/08/26【お知らせ】ザ・ビッグエクスプレス荒子他
・2010/09/01ザ・ビッグエクスプレス荒子店
・2010/10/22タチヤ港、チャレンジハウス太平通、ビッグEX荒子店
・2010/11/17グローバル名称になったザ・ビッグ花ノ木店
・2011/01/31イオン ザ・ビッグエクストラ野洲店(滋賀県)
・2011/02/25ザ・ビッグ野洲店再訪、魚忠ママセンター

・2011/11/07ザ・ビッグ輪之内店(改装前)
・2011/11/15ザ・ビッグ養老店(岐阜県)
・2011/12/06ザ・ビッグ輪之内店開店後訪問(岐阜県)

●大黒天物産(ラ・ムー他)
・大黒天物産 ラ・ムー姫路南店と姫路花田店
・2010/06/28ラムー八幡店でたこやき100円&イズミヤ八幡
・2010/09/06ディオ倉敷西店でかき氷100円を食す
・2011/04/17百済寺、ラ・ムー奈良南京終店(仮称)、興福寺
2011/05/31 大黒物産 ラ・ムー京終店(奈良市)
2011/10/06大黒天物産ディオ大東店

●ザ・プライス(イトーヨーカドー)記事
2009/03/04ザ・プライス川口店(埼玉県)
・2009/11/28ザ・プライス鎌ケ谷(外観記事)
2009/12/4ザ・プライスせんげん台店(埼玉県)

低価格販売店の記事カテゴリー

企業別記事一覧